1.今学期(こんがっき)/日本語(にほんご)402を終(お)えた今(いま)の気持(きも)ちは?
今学期の日本語のクラスは、かんたんではありませんでした。日本語の勉強は久しぶりだったので、むずかしく感じることも多かったです。でも、このクラスをとおして、私は日本語を勉強するのがやっぱり好きだと気づきました。もっと上手になりたいと思いましたし、これからも勉強をつづけたいです。大学を卒業してからも、日本語をがんばっていきたいです。
2.クラスメイトへのメッセージ
私は日本語401をとっていなかったので、さいしょは少し心配でした。でも、クラスのみんながとても優しくて、すぐになじむことができました。みんなが私をグループに入れてくれて、とても嬉しかったです。このクラスで新しい友達ができて、本当によかったです。
みんな、ありがとう!
3.個人学習プロジェクトの最終報告書(BSのフィードバックを見て、直した最終報告書をコピーペーストしてください)
日本語402個人学習プロジェクト最終報告書
『日本で育つハーフの子供達の経験』
メイズ優美
私のプロジェクトは、日本で育つハーフの子供達の経験について調べることである。このトピック
を選んだ理由は、私が小学生の時に、夏休みの間日本で体験入学をしていたからである。そ
の時、私は髪がカールしていて、肌の色も少し黒かったので、他の生徒たちに髪の毛を触られ
たりした。まだ小学2年生だったので、恥ずかしいというよりも、なんで髪を触るのか?どうしてこ
んな名前で呼ぶのか?と、困惑(こんわく)していたのである。しかし、毎年夏に日本へ行ってい
たので、だんだん慣れてきた。兄弟たちも体験入学をしていたので、つらい時は姉や兄に相談
していた。しかし、「日本で育つハーフの子たちは、どういう経験をしてきたのか?」と気になった
のである。そう思って、このテーマを調べることにした。
中間報告書では、「日本で育つハーフの子供達の経験」について、ポッドキャストや記事、
ニュースを見ながら色々調べた。『GoldNRush』というポッドキャストを聞き始め、日本で育った
ハーフの若者たちが、子供のころにいじめや孤立(こりつ)を経験したことを知った。例えば、髪
型のことで悩み、毎日ストレートアイロンで髪を真っ直ぐにしようとしていた話や、アフリカ系の美
容院やヘアケア商品が少なくて苦労していたという話があった。また、日本のテレビ番組でのブ
ラックフェイスの問題から、メディアの中にも差別や無理解があることに気づいた。これらの番組
を見た子供たちが、差別的な冗談(じょうだん)を当たり前だと思ってしまうことも、いじめの原因
になる可能性があると感じた。
さらに、八村塁選手の話から、スポーツや特技を通して自信を持ち、周りの見方を変えることが
できるという前向きな考えも知ることができた。ほかにも、ある男子生徒がブレイドヘアという髪型
を理由に卒業式に出席できなかったというニュースも調べた。この出来事から、校則(こうそく)
が文化的背景(ぶんかてきはいけい)を無視していること、また先生たちが校長に逆らえず、生
徒よりも学校のルールを優先していることも分かった。
中間報告の後、さらに多くの記事を調べて、大切なことを学ぶことができた。特に、YouTubeの
動画を見て、ハーフの子供を育てている親たちの気持ちや不安について知ることができた。子
供がまだ小さい親の中には、「今のところ学校や周りとの問題はない」と話している人もいた。あ
るYouTuberの動画では、2歳の息子の健康診断(けんこうしんだん)で、医者から「家で英語を
話すのをやめたほうがいい」と言われたという話があった。理由は「言葉の発達(はったつ)が遅
れるかもしれない」というものであった。この話から、日本ではまだバイリンガル教育についての
理解が十分でないと感じた。実際には、家庭で母語(ぼご)を話すことは子供の成長にとって良
いとされているので、間違ったアドバイスは親たちに不安を与えると思う。また、その子供の父
親は言語学(げんごがく)の博士号(はくしごう)を持っていて、診察のあとに妻に「私たちはこの
アドバイスを聞かない」とはっきり言った。教育や言語についてよく知っている親でも、病院でそ
んなアドバイスをもらっておどろいたということであった。
また、ある親は、娘の見た目が日本人と少し違うために、将来「外の人」として見られてしまうの
ではないかと心配していました。その親は、「娘が大きくなったら、見た目の違いはむしろ特別
で美しいことだとわかってほしい」と話していました。しかし、それまでの学校生活、特に中学校
や高校でどのように周囲から扱われるのかを心配していました。このような親たちの話を聞い
て、子供だけでなく、親もまた日々さまざまな悩みや不安を抱えているのだと感じた。ハーフの男の子や女の子たちの話を聞いて、それぞれの経験が異なることに気づきました。た
とえば、男の子たちは自分の気持ちを率直に表現する傾向があり、いじめられたときには相手
に直接立ち向かうことが多いそうです。また、自分が「ほかの人と違う」と感じるきっかけは、誰か
に見た目について指摘されたり、あだ名をつけられたりしたときであることが多いです。一方で、
女の子は自分の気持ちを内に秘めることが多く、誰かに何かを言われなくても、自分が外部(が
いぶ)の人間のように感じてしまうことがあるそうです。いじめが目に見えない形で起きている場
合でも、そのつらさを心の中にしまい、自分に原因があるのではないかと悩むこともあります。こ
うした違いから、同じハーフであっても、性別によって感じ方や対処の仕方が異なることが分
かっているのである。
また、日本だけでなく、他の国でもハーフとして育つことには、さまざまな経験や問題があること
がわかる。中国や韓国などでも、ハーフの子どもたちは見た目や言葉で注目されたり、差別を
受けたりすることがあるという。日本以外に他の国の子供達の経験も気になる。そこで、中国で
育った、中国人とアフリカ系アメリカ人とのハーフの女の子の動画を見た。彼女は2歳の時から
中国で育ち、自分自身は大きな差別を受けたことはなかったそうだが、まわりの友達や知って
いる人たちが差別を受けているのを見てきたと言っていた。例えば、警察官がアフリカ系の人に
対して違う態度をとったり、街で見られるのが気になったことがあるそうである。また、「彼女の友
達は、『。。。ちゃんはかわいいけど、もしハーフが白人とのミックスだったら、もっと綺麗だと思
う』と言ったそうだ。その友達は悪気なく、むしろほめ言葉のつもりで言ったが、聞く側にとって
は「黒人とのミックスはマイナスだ」という意味に受け取られ、ショックを受けたという。もう一人、
中国とアメリカのハーフの女の子は、自分が父親(アメリカ人)と一緒にいるときは「ハーフだ」と
思われて、まわりも特に何も言わないけれど、ひとりで歩いている時には、髪を触られたり、写真
を勝手に撮られたりすることがあると話していた。このように、まわりに外国人の家族がいない
と、より「目立って見られる」ことが多いそうである。
最近、中国ではアフリカからの移民がふえている。アフリカは中国にとって大きな貿易相手国で
あり、仕事や留学のために多くのアフリカの人々が移住している。そのため、アフリカと中国の
ハーフの子供達が増えてきている。こうした子供たちは、見た目や文化の違いから、周りと違う
扱いを受けることもあるようだ。これからは、中国でももっと多様性に対する理解が必要であると
感じた。
これからの学校や社会は、もっと多様性を受け入れる方向に変わっていくべきである。ハーフの
子供たちが安心して通える学校にするためには、先生や生徒が「みんなちがっていい」という考
えを持つことが大切である。学校では、髪型や外見に関するルールを見直したり、文化のちが
いを学ぶ授業を増やしたりすることが必要である。また、社会もメディアやニュースで、もっとさま
ざまな人の声を取り上げることが大切である。日本ではまだ、「みんなと同じ」(homogenous)の考
え方が多いが、これからは「違いがあることは素晴らしい」という考えが広がってほしい。
優美さんがいつもすぐに宿題をしてくれたり、ワークシートには漢字の読み方をしっかり書き込んでいたり、優美さんの一生懸命さにいつも感心していました。この授業が優美さんの日本語への愛を再確認するきっかけや、新しい友達も作る機会になったと聞いてすごく嬉しいです。
ReplyDelete優美さんの研究を通して、日本の現状が、私の子どもの頃と変わっていないことが多いことを知りました。社会やメディアだけでなく、私自身も「違いがあることは素晴らしい」ということを伝えていきたいです。
興味深い研究、そして、今学期の楽しい時間をありがとうございました!